六石

本の中の気に入った一文や本の感想、自分の思ったこと

大学生になるまえに

進路の決まった高校生もぼちぼちいるだろうし、受験に備える高校生もあることだろうが、私が大学生になるまえにやっておけばよかったと思うことをここに記そうと思う。

それは、自分の好きと生き方を確立させること。

言葉通りの堅苦しいものでなくていいのだが、大学でどのようなキャラクターで生きていくのかおおよそ考えておいたほうがいい。そして、自分と性質の似た人間を寄せ付けること。

大学は中学高校と異なり、同じ箱に入れられた少ない選択肢から友達をつくるわけではない。

自らの手で友人をつくり、そしてある意味で良い人に選ばれる自分でなくてはならない

 

最初のキャラクター設定を間違えると後々たくさんフラストレーションがたまるよと、たった一年早く生まれて、たった一年だけ長く生きて、たったすこしだけあなたたちより多くの経験をした私の声

ブログをはじめたきっかけと自分についてとおもう

私はしがない大学生

それなりに名の知れた大学に通っているがとことん自己肯定感が低く、最近は劣等感に苛まれ、厄介な自尊心に苦しめられながら過ごしている

自分のことばを好きと言ってくれる人がごく稀に現れるし、なにぶん自分が自分のことばを好きであるから記録用にとブログをはじめた。

人にみせはしない思想家な自分をここに曝け出しておいて、数年経った後に笑って見返せたらなとおも

夜のピクニック

夜のピクニックやたら好きなんだよね。

融が特に。

何気ない会話の面白さが本当にすき

後ろを歩いてるギャルが意外と賢い会話してるのとか好きなんだよね

わたしが大好きだった(なんなら現在進行形で好きな)彼に似てるんだよね融さん。

青春感がすごいんだよね

少女漫画みたいなごちごち青春ときめき!!って感じが苦手だからめちゃすき

好きな本

本の感想や、好きな一文を書いていくにあたって、自分の「好み」をはっきりさせておきたい

学生時代は狂ったように朝井リョウさんの小説を読んだ。

自分が何者なのか。自分は特別なのか。知れる気がした

単なる娯楽としては(こう書くと深いメッセージ性は無いと言っているように伝わるかもしれないが)東野圭吾さんを沢山読んだ

星の王子さまとか、水曜の朝、午前三時みたいに「これ読んでるわたしかっこいい」ってなれる本も案外好きなのかもしれない

これをまとめられるほど大人になれていないけれど

伊坂幸太郎『砂漠』

面白い本だと聞いて、図書室で探してみた。

気になる本を片っ端から購入していては、本にしかお金を使えなくなってしまうので最近は図書室を利用することも多い。

伊坂幸太郎さんの『砂漠』は面白かった。

ミステリー的な、なるほど面白い、、、!

という感覚ではなくて、近くの人の会話に対してぼんやり、面白いなあ。と思うのに似ていた。

思想と掛け合いの面白さという点では、阪急列車や黒と茶の幻想にも似ているように感じた。

 

 

作中で1番刺さった一文は「残念ながら、俺を動かしているのは俺の主観ですよ」

人の価値観の多様性を認める社会ならば、人の主観を頭ごなしに否定してはならないし好きに生きていいのかもしれないと、すこしだけ、ほんのすこしだけ心がふわっとなった